第三の旋律

昨日、数年ぶりに舞台に乗せた、

自作編曲作品「浜辺の歌」。

 

どんな作品も、年数が立つと、

手を入れたくなるわけで、

つい改作を重ねてしまうのだけど、

ここのところ、

発想の泉から第三の旋律が湧いて、

既存の作品に、

もう一本の線を加えることが続く。

 

第三の旋律、つまり、

バスとソプラノの間を埋める内声に、

鋭くセンサーが働くわけで、

早い話、今の自分は、

二声に物足りなさを感じているらしい。

 

誰のお蔭かって、

思い当たる節がないわけではなく…。

 

そう、だから今日もまたあらためて、

偉大なバッハ大先生に、ありがとう!