月光ソナタ 第一楽章

今月来月の演奏会で取り上げることになった、

「月光」の第一楽章。

 

シンプルなコラールを分散和音にしたものが、

これほどロマン的情緒を湛えた楽曲になる…。

ただただ凄いな…と思うわけだ…。

 

決して特殊な和音ではなく、

基本的な和音を巧みに連結させながら、

響きの色調を微妙に変えていき、

随所で用いられるナポリの6が、

そこに独特の深みと風合いを添える。

 

アラブレーヴェの大きな波の中に、

全体を通して揺蕩う三連符。

調性は、柔らかい光のようなcis-moll。

 

「月光」という名前は、

作曲者によるものではないけれど、

是、正に言い得て妙…。

やはり名曲だなぁと、改めて思う今日この頃…。

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